商品の特長

新・つくば耐力壁

2段筋かいとして使用でき
日本で初めて筋かい耐力壁として
(財)日本建築センターの評定を取得しました

~ 新・つくば耐力壁の3つの特長 ~
1.狭小耐力壁で高耐力を確保
2.設計の自由度がアップ
3.カンタン施工

「狭小耐力壁で高耐力を確保」

450mm(455・500mm) 幅で壁倍率5.0倍相当の耐力を確保。
構造用合板、MDF、パーティクルボードを組み合わせることにより、
さらに耐力を向上させることも可能です。

耐力壁の構造性能値

構造性能
壁種類横架材間
内法寸法
筋かい45×105mm
相当壁倍率 (1mあたり)許容せん断耐力 (kN/m)
筋かいのみS : 1950以上~2250mm未満5.09倍9.99
M : 2250以上~2550mm以下4.61倍9.05
H : 2550超 ~2850mm以下4.13倍8.11
筋かい+壁下張面材S : 1950以上~2250mm未満6.91倍13.56
M : 2250以上~2550mm以下6.37倍12.50
H : 2550超 ~2850mm以下5.83倍11.44

注) 設計方法につきましては、
必ず「新・つくば耐力壁設計マニュアル」をご参照ください。
※ 床合板の上から設置する際は、床合板上端~横架材下端の寸法としてください。

仕様概要
寸法柱間芯々寸法 : 450mm、455mm、500mm (内法寸法 : 330~395mm)
横架材間内法寸法 : 1950~2850mm
(S=1950以上~2250mm未満、M=2250以上~2550mm以下、H=2550超~2850mm以下)
構成材料筋かい日本農林規格単板積層材・日本農林規格構造用製材45×105mm
中桟日本農林規格同一等級構成集成材 E95-F315105×105mm 120×120mm
壁下張
面材※
・構造用合板1類2級
JIS A 5908 パーティクルボード
・JIS A 5905 構造用MDF
幅0.5P、厚9mm
N50@150mm
中桟を介して上下2枚張り
専用金物筋かい金物および中桟金物

※壁下張面材および面材用くぎは商品セットに含まれません。別途ご用意いただく必要がございます。

構造適用範囲概要
構造種別木造 / 軸組工法
用途一戸建て住宅、店舗、事務所、倉庫、長屋、車庫又はそれらの併用
階数1階建て、2階建ておよび3階建て
基本モジュール900mm・910mm・1000mm
構造計算ルート建築基準法施行令第46条2項の規定

「設計の自由度がアップ」

プランニングの自由度を拡大、空間設計の可能性をひろげます。
狭小プラン、大開口プランへの使用にも最適です。

プラン紹介

粘り強い
接合金物を
開発(ダボ形状)

カンタン施工

加工済み木材(筋かい・中桟)と接合金物を1壁ごとに箱入りセットで
納品。現場での木材加工は一切不要です。従来の筋かい同様に上棟後の
施工が可能です。

2段筋かい 新・つくば耐力壁 施工手順

  1. (1)中桟金物および中桟の取付
    ・設計図面にて新・つくば耐力壁の設置箇所を確認する。
    ・中桟金物の位置が横架材内法の中心となる様に、 柱に墨付けを行う。
    床合板の上から設置する際は、合板上端~梁下端の中心に墨付けをする。
    ・墨付け線と中桟金物の中心刻印線を合わせ、ビスTBA 45 × 8 本で取り付ける。
    ・中桟を中桟金物へ落とし込み、ドリフトピンMDP103 または 118 × 4 本で取り付ける。
  2. (2)筋かい金物および筋かいの取付
    ・筋かいの取付方向は設計図面に従う。取付方向の指示が ない場合は、設置注意事項に配慮しながら方向を決める。
    ・筋かい2 本は、同サイズ対称形状となっている。
    上下左右反転および入れ替えをして取付方向に対応する。
    ・筋かい金物をビスTBA 65 柱側: 7 本、横架材側: 2 本で取り付ける。
    ・筋かい金物内側に筋かいをはめ込み、ビスTBA 45 × 8 本で取り付ける。
    ・ホールダウン用アンカーボルト等の干渉により、ビスが打ちにくい場合は、予備ビス孔を使用して施工する。
  3. (3)壁下地面材を取り付ける場合
    ・面材※は中桟を介して上下 2 枚張りで、外周をN50くぎ ※/150mm ピッチ、大壁仕様にて施工する。
    ※:別途ご用意いただく必要がございます。

新・つくば耐力壁のメリット

  1. 専用柱脚金物・特殊な基礎工事が不要
    新・つくば耐力壁の柱脚部は、従来のホールダウン金物などで運用可能。専用柱脚金物は不要です。また、一般的な住宅用基礎工事で対応可能です。
  2. 床合板の上から設置可能
    床合板(30mm以下) の上からも筋かいの設置が可能です。
  3. 金物工法へ対応可能
    金物工法用梁受けのスリットおよびドリフトピンに、横架材側のビスが干渉しないビス配置となっています。
  4. 多彩な配置パターンが可能

その他の特長

  • プレカット加工は必要ありません
    (加工済みの木材、接合金物を
     セットで納品します)
  • 在来軸組工法に対応します
  • 105角・120角に対応します
  • 特別な接合金物は必要ありません
    (すべての部材がセットになっています)
  • 特別な基礎工事は必要ありません

新・つくば耐力壁ルール

設置等ルールについて

  1. ■ 同一壁の筋かい材(中桟上下の筋かい)は上下で同じ位置に設置すること。
  2. ■ 直行に壁が設置する場合、筋かい金物および中桟金物が干渉しないこと。【柱頭・柱脚部】
  3. ■ 面材の貼り付けは、壁単位とする
    (壁をまたぐ貼り付けは不可)。
  4. ■ 扁平柱は弱軸方向に設置すること
    (筋かいが柱の長辺方向へ取り付くように配置する)。

商品セット

※ 使用箇所ごとに加工済セット商品で納品します。
※ 構造用合板・MDF・パーティクルボードはお客様手配となります。

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