用途・特長
①狭小耐力壁で高耐力を確保
450mm(455・500mm) 幅で壁倍率5.0 倍相当の耐力を確保。
構造用合板、MDF、パーティクルボードを組み合わせることにより、さらに耐力を向上させることも可能です。
※ご使用の際は許容応力度計算が必要です。
②設計の自由度がアップ
プランニングの自由度を拡大、空間設計の可能性をひろげます。
狭小プラン、大開口プランへの使用にも最適です。
③カンタン施工
加工済み木材(筋かい・中桟)と接合金物を1壁ごとに箱入りセットで納品。
現場での木材加工は一切不要です。従来の筋かい同様に上棟後の施工が可能です。
取付参考図
注意事項
- 建築基準法施行令第46条第2項許容応力度計算ルート1(令第82条)で
構造計算を行なってください。※当社では構造計算は行なっておりません - 梁成は150mm以上450mm以下を基準としています。柱は105mm角、120mm角対応可能です。
- 同一壁の筋かい材(中桟上下の筋かい)は上下で同じ位置に設置してください。
- 直交に壁を設置する場合、筋かい金物および中桟金物が干渉しないよう、筋かいの傾斜方向を
揃えるよう配置してください。 - 面材の貼り付けは中桟を介した片面上下2枚張りとしてください。
- 扁平柱へ配置する場合には、筋かいが柱の長辺方向へとりつくように配置してください。
- 詳細につきましては「2段筋かい 新・つくば耐力壁設計マニュアル」をご用意しております
(CSセンター 0120-558-313)
仕様
構造性能
壁種類 | 横架材間内法寸法※ | 筋かい 45×105mm | |
---|---|---|---|
相当壁倍率(1mあたり) | 許容せん断耐力(kN/m) | ||
筋かいのみ | S : 1950以上~2250mm未満 | 5.09倍 | 9.99 |
M : 2250以上~2550mm以下 | 4.61倍 | 9.05 | |
H : 2550 超 ~2850mm以下 | 4.13倍 | 8.11 | |
筋かい+ 壁下張面材 | S : 1950以上~2250mm未満 | 6.91倍 | 13.56 |
M : 2250以上~2550mm以下 | 6.37倍 | 12.50 | |
H : 2550 超 ~2850mm以下 | 5.83倍 | 11.44 |
注)設計方法につきましては、必ず「新・つくば耐力壁設計マニュアル」をご参照ください。
※床合板の上から設置する際は、床合板上端~横架材下端の寸法としてください。